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第14回ポリナビワークショップin徳島が開催されました。

第14回ポリナビワークショップin徳島を開催

開催日:令和5年12月9日(土)10時00分~11時30分
会 場:ふれあい健康館 第4会議室
テーマ:テーマ「その時、あなたはどうしますか?何ができますか?」
講 師:JDA-DAT(日本栄養士会災害支援チーム)リーダー 長尾紀子様

南海トラフ巨大地震がいつ起こるか分からない状況の中、最近では台風の上陸や線状降水帯の発生による災害が頻繁にみられるようになってきました。長尾先生には栄養士からみる災害時の食事等について講演をしていただきました。東日本大震災で被災された方の体験談から作られた「ヒートパック」の紹介や、家庭内における備蓄、以前の避難所の生活と今の避難所の生活の違いなど多岐にわたって話してくださいました。最後に、出席者全員でじゃ〇りこを使ったポテトサラダを作りました。非常食として簡単に作れて、出席者からも「おいしい」と言ってもらえました。美味しい物を食べるのは生きる活力にも繋がります。災害時の備えとして事前準備する事の大切さを学びました。

 

長尾先生へ聞きたいこと

Q:災害時の訓練は、小学校でも定期的に行われます。その一つに、給食が非常食という日があるようですが、実際に食べた子供たちからは、「まずくて食べられない。」という意見が多く聞かれました。そういった相談は今までありましたか?どのような対応をしたらいいでしょうか?

A:そういった意見はあります。非常食は、そのまま、または温めただけでは食べてくれないことがありますので、調味料や別の材料を足すなどのアレンジを加えることが重要です。非常食を実際に食べてみて、どうすれば食べてもらえるか、色々試してみるといいと思います。

 

他にも、非常食の中には宗教的に食べれない物がある方もいるので、「ハラル食」というものもあるということです。