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徳島県看護協会・看護連盟合同研修会を開催しました。



テーマ:「看護政策の動向から今後求められる看護を考える」

講師:参議院議員 石田昌宏氏


2024年2月18日(日)13:30~16:30 徳島県教育会館にて、上記研修会を開催し、52名の参加がありました。

30年の時を経て「看護師等の確保を促進するための措置に関する指針」改定

1992年に制定された人確法の基本指針が2023年10月に初めて改定されました。これは、コロナ禍での看護職の働きが、社会全体の注目度が上がったからです。ポストコロナという新しい時代を見据え、看護政策の視点は高齢化社会から人口減少へシフトチェンジしていく必要があり、「量の確保」と同時に「質の向上」にも取り組むことが今の時代には求められています。

新たな働き方についても、多くの施設を訪問している石田先生ならではの、病院の事例を挙げて、その人に合わせた多様な勤務形態についてお話しいただきました。思考を変える、発想の転換が必要だと感じました。

第2部では意見交換会を行い、診療報酬改定、看護教育、処遇改善、新興感染症に対する備え等、出席者の日頃の様々な疑問に対して、ざっくばらんに活発な意見交換ができました。 

いつも現場目線で、看護職のために活動されていることが伝わる研修会でした。